ＮＥAＴってなに！？すこし意識を変えるだけで代謝アップ、健康促進効果あり！

こんな方に読んで貰いたいです！

NEATと言われている物を少し意識するだけで、代謝が良くなったり、体重が減少したり、簡単に始められることなので運動を始めるきっかけにもなるかと思います！

NEAT（ニート）とは

働かない人のことをNEETニートと言いますが、こちらはNEATと書いてニートです意味は全然違います

NEAT は，姿勢の保持（座位や立位を含む）や，掃除・洗濯を含む家事，買い物・通勤などにおける歩行，庭仕事などの余暇活動，仕事中における荷物の運搬など，低～中強度を中心に様々な活動が含まれる
引用：日本公衛誌大7号

つまり、運動とは別に普段の生活でどのくらい動いているかをNEATといいます

1日あたりのエネルギー消費量のことをTEEといいます　なんて読むかはどうでも良いですが1日で普通に生活していて消費するカロリーのことです

1日のエネルギー消費量のなかでNEATがどのくらいの割合を占めているかというのが重要なポイントになります

基礎代謝量は体格に依存するので、そう直ぐには変わりません　標準的な体格で1.400キロカロリーで体格が変わっても±300キロカロリーくらいです

食事誘発性体熱産生は食事から栄養を分解するときに出る体熱により消費されるカロリーです　これも意識したところでなにも変わりません

自分が意識して変えることができるのが運動+NEATの身体活動です　NEATは身体活動30％のほとんどを占めていますが次で解説していきたいと思います

運動をして消費カロリーを増やせば良いんでしょと思う方もいると思いますが

結論から言うと身体活動の約27％をNEATが占めています、のこり3％が運動ということになります

運動習慣によって個人差がありますが　たとえば30分間のウォーキングを週5回実施したとすると　1日に換算すると65キロカロリーにしかなりません

しかも、国民健康・栄養調査によると1回30分以上の運動を週2日以上実施している人はおおよそ30％しかいません　この30％の何割かは週5回の運動に達していないことになるのです

こう考えると平均で運動によるカロリー消費を3％としましたが、それ以下の人がかなり高い割合でいることが分かりますね

ちなみにNEATは

様々な対象者における DLW 法の結果に基づいて推定すると、NEAT は300kcalから最大で一日に2,000 kcal 程度にまでおよぶと考えられる
Levine JA

簡単にまとめると

基礎代謝量と食事誘発性体熱産生は大きく変えることは難しいので
300～2.000キロカロリーの幅があるNEATをなるべく大きく出来るようにしよう！ということです！

ここまで読んでくれたあなたは、あとはNEATで消費するカロリーを増やせば良いだけです

NEATが300キロカロリーで1日を終えるか、2.000キロカロリーで1日を終えるかはあなたの意識によって変わります！

肥満者と非肥満者で、日常生活における姿勢とエネルギー消費量を比較した。その結果、肥満者は平均して座位の時間が約2 時間半長く、それによるエネルギー消費量の差は352 kcal/日に及ぶと推定している
Levine JA

座っている時間が長いと当たり前ですがカロリー消費量が減ります

デスクワークの方もいるかと思いますが、なるべく背もたれに背中をつけずに背筋を伸ばすことを意識したり　30分に1度ほど立ち上がることをおすすめします

家でどうしても座ってしまう方は、スタンディングデスクを使用したりすると経つ時間が増えますよ

家事を積極的に行うことも良いと思います

普段行っている活動の強度を少し上げるだけでNEATは向上します

例えば

移動を見直すだけでも、大きく変わってきます

趣味を増やすと、その分活動する量が自然と増えます

散歩やヨガなどもちろんスポーツを趣味に出来れば運動量も上がります！

なにか自分に合った趣味を見つけるだけで家を出る理由が増えるので、色々なことに挑戦してみましょう！

NEATの事を知るだけでも普段の生活を見直すきっかけになると思います

最初に書いたような悩みがある方はNEATによる消費カロリーが低下していることが考えられます

NEATを見直して1日50キロカロリー消費量を増やすだけで、1年で2.5kg　4年で10kg減らせる計算になります

少しずつの積み重ねで、意識していない人と比べると数年後に大きくさが開きます

あなたもぜひNEAT生活を意識してみて下さい！