こんにちはたいぺいです。
予防の中でも1次予防は健康な人が行う予防方法です。生活習慣の改善や、健康教育などの事を言います。
予防は自分の身体のために行うものです。身体は今後何十年と生活していく中での資本となります。
僕が皆さんに予防を今から始めて欲しい理由は以下の3つです。
- 長く継続することで健康の基礎が固まるから
- 健康寿命が伸びるから
- 医療費が削減できるから
これらについて詳しく書いていきたいと思います。
1次予防についてはこちらの記事を参照して下さい
長く継続することで健康の基礎が固まるから
まず、医療費の約3割、死亡者数の約6割を占めている生活習慣病というものがあります。
この病気の原因である生活習慣には
- 食生活
- 運動習慣
- 飲酒 等があります
【生活習慣病】という名前の通り、日々の生活習慣が深く関係しています。
少しずつ悪いことが積み重なることで病気を引き起こすのです。
しかも、生活習慣病は死亡者数を見て分かるとおり重篤なものが多いです。
今から生活習慣を見直し、予防を長く継続し健康の基礎を固める事で
何年後、何十年後に健康に繋がるのです。
また、生活習慣病と言うと高齢者がかかるイメージかもしれませんが、成人や小学生にも発生する可能性があることが明らかになっています。
年齢問わず予防は今から始めて欲しいです。
健康寿命が伸びるから
平均寿命と健康寿命があり、国民生活基礎調査のデータを元に厚生労働省からも発表されています。
健康寿命とは日常生活に制限の無い期間の事をいいます。
厚生労働省より
平成25年の平均寿命と健康寿命を比べた上の表では
男性は平均寿命が80.21歳、健康寿命が71.19歳 女性は平均寿命が86.61歳、健康寿命が74.21歳
つまり男性では平均9.02年間、女性では平均12.4年間、日常生活に制限のある期間を送っていたということになります。
健康寿命を延ばすことで、普段通りの生活を行える期間が長くなるという事になります。
死亡率及び不健康割合が共に改善したことで健康寿命が延伸した。
厚生労働省:健康日本21(第二次)地方計画推進のためにより
と記されており、言い換えれば
予防を行い健康な期間が延びれば健康寿命が伸びるということになります。
医療費を削減するため
2018年度の人口一人あたりの国民医療費は表のようになっており年齢が上がるにつれて上昇している。
45~49歳では約19万6千円 55~59歳では約31万1千円 65~69歳では約49万2千円 75~79歳では約77万9千円 90歳以上では約113万5千円
抜粋すると1人あたりこれだけの医療費を支払っていることになります
65歳以上から医療費が急増していることが分かります。
また、2022年からは団塊の世代が後期高齢者になりますので更に医療費がかかることが考えられます。
健康な人が増えて医療費の増大を止められるようにすることが、予防の目的でも有ります。
まとめ
今回の記事では、予防を始める3つの理由を紹介しました。
早期に予防を始めることの重要なポイントは
- 健康の基礎が出来て習慣化しやすい
- 健康寿命が伸び、病気により制限を受けること無く日常生活を送ることが出来る
- 医療費を抑えることができ、家計に余裕ができる
今から、予防を始めることが出来れば将来、生活習慣病にかかるリスクは確実に下がるでしょう。
予防の大切さを知り、どのような予防を行っていくか考えていって欲しいです。
予防することは大切ですが
- 自分に合わない予防方法を実践すること
- 無理に予防を継続すること
- お金がかかり過ぎる予防方法を行うこと
をしてしまっている方はその内容を見直して欲しいと思います。
自分に合った、楽に続けられる予防方法を選択していきましょう!
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