こんにちは、0歳と3歳の女の子を育てています。たいぺいです。
今回は私が育児をしていく中で、救われた文献を紹介したいと思います。
日中や夜中赤ちゃんは突然に泣き始めますよね。
生まれたばかりの赤ちゃんは時間の感覚がまだ無いと言われているので私たちが休んでいるのもお構いなしに泣き喚きます。
特に夜中に泣かれると大変で、眠い目をなんとかこじ開けて、抱っこして、やっと泣き止んで寝てくれた。
そう思ってベッドに置くとまた泣く。
心の中で発狂しながら、また赤ちゃんをあやす。いつまで続くんだ、勘弁してくれと思うそんな辛い時ありますよね。
そんな時に使える方法があって、私もこれで本当に救われました。
赤ちゃんを泣きやませて寝かしつける方法
有名な報告かと思いますが、理化学研究所さんの出した報告です。
赤ちゃんが泣いているときには、抱っこしてできるだけ一定のペースで5分間歩き、その後赤ちゃんが寝ついてもそのままベッドに置くのではなく、抱っこしたまま座って5~8分程度待ってからベッドに置くと、赤ちゃんが起きずにさらに深く眠れる可能性が高いことが分かりました。
(理化学研究所 黒田ら 2022)
赤ちゃんが泣き出したら
- 抱っこして5分間歩き続け(縦抱き)
- 赤ちゃんが寝付けば抱っこし状態のまま5〜8分間座る
- ベッドに置く
ただこれだけです。これだけの情報ですがこれを知っていれば泣き叫ぶ赤ちゃんを冷静に泣き止ませることができます。
この研究では縦抱きで検証しているようです。私は横抱きで寝かしつけることが多いです。
何が辛いって、本当だったら寝ていたい夜中にいきなり泣き出して、いつまで続くか分からない夜泣きに対応して、精一杯対応しているのにやっと置いたら泣き出してしまうことです。
こっちだってもっと寝ていたいのに!と精神的に参ってしまってます。長女の時はこれが本当にしんどかったです。
この文献を見てからは、5分歩いて、8分座って、
合計13分間頑張れば赤ちゃんは寝てくれるんだと終わりが明確になったので気持ち的に本当に救われました。
次女ちゃんはよるとてもよく眠る赤ちゃんなので、この知識が夜に発揮することは少ないですが。
日中はこの方法で、あと何分で寝るぞと頭の中で考えながら寝かしつけをすることができています。
なぜ5分歩き続けて5分座っている必要があるか
抱っこして5分歩き続ける理由ですが、
赤ちゃんが起きてしまったグループと眠り続けていたグループで唯一はっきりと違いがあった点としては
ベッドに置く前の赤ちゃんが寝ていた時間の長さです。
眠ってから5分間以内に置かれた場合には、置く途中で目を開けたり声を出したりと、かなり起きかけていたことも分かりました。実は、眠ってすぐの睡眠は「ステージ1睡眠」と呼ばれ、まだ眠りが浅くちょっとした物音でも起きてしまうことが睡眠の研究で明らかになっています。このステージ1睡眠の長さが、赤ちゃんでは平均で8分間程度だったのです。
このステージ1睡眠の時に、ベッドに置くから私は寝かしつけに失敗していたということです。
もちろん心拍なんて抱っこしているだけじゃ感じ取れませんし、心拍の間隔が目に見えてわかるわけでないので、この時間を守ることで寝かしつけ成功の確率がアップするという訳です。
もちろん、忠実に守っても失敗することもあるので、その時はもう13分頑張りましょう。
背中スイッチは無い
興味が出てきた方はもう少しお付き合いください。
この研究で分かったことがあったようで、
赤ちゃんに背中スイッチはないということです。
赤ちゃんの心電図を解析して
赤ちゃんの状態をより精密に調べるために心電図を解析しました。赤ちゃんの心拍数の変化は、睡眠や覚醒状態を制御する自律神経の活動状態を敏感に反映します。心拍間隔が大きい(=心拍がゆっくり)ときは、自律神経のうち副交感神経優位のリラックス状態であり、心拍間隔が小さい(=心拍が速い)ときは、交感神経優位の興奮やストレス状態であることを表します。
体のどこがベッドに着いたらたら起きてしまうのか
どのくらいのスピードでベッドに置いたら起きてしまうのか
色々と検証してくれていますが。
検証した結果どれも関係なかったようで、覚醒してしまうタイミングは親のお腹から離れる時だったようです。
つまり「背中スイッチ」ならぬ「お腹スイッチ」だったのです。
その他にも
- 縦抱きから横抱きに変える
- 赤ちゃんに添えている手の位置を変えた時
- 寝ている赤ちゃんに触れた時
に反応して心拍が速くなっていたことが分かったようです。
赤ちゃんは寝ている時も親の行動の変化を常に感知し反応しているということですね。
つまり上記のようなことは、寝かしつけ時にはNGということです。
輸送反応という現象
この抱っこして歩くと、赤ちゃんが落ち着く現象のことを輸送反応というようです。
輸送反応はヒトの赤ちゃんだけでなく、マウスやネコ、ライオンなど他の哺乳動物でも見られます。野生動物の親は、外敵が迫っているなどの危険な状況で子供を運ぶことが多いため、子も暴れたり騒いだりせず、親が運びやすいように協力しているのだと考えられます。
(Yoshida S et al 2013)
この輸送反応のいう現象はわかっていたのですが、それを何分続ければ赤ちゃんは落ち着いて眠れるのかということを検証してくれたんですね。
1人目の時に知っておきたかったですが、今回2人目を育てる時にこの報告を目にして本当に助かりました。
最後に
赤ちゃんの寝かしつけは本当に大変です。
精神的、体力的に余裕がない中毎日のように襲ってくるこの寝かしつけミッションが苦しいのです。
そんな中、13分頑張れば赤ちゃんが寝てくれる。
というゴールが見えてくると、少し気持ち的にも頑張れますし。効率的に赤ちゃんを寝かしつけることができます。
子育てしているみなさんの気持ちが少しでも楽になるようにこの文献を紹介いたしました。


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