こんにちはたいぺいです。
睡眠不足が原因で発症リスクが高まる病気があることをご存じでしょうか?
寝不足になると、次の日調子悪くなるだけではなく、将来様々なトラブルに繋がることが報告されています。
今回は以下の4点について解説していきたいと思います。
寝不足とは
寝不足により起こる身体への悪影響
寝不足が原因で発症リスクが高まる病気
寝不足解消方法
寝不足とは?
寝不足とは、十分な睡眠がとれていないことを指します。同時に、質の良い睡眠がとれているかどうかも大切です。質の良い睡眠がとれていなければ寝不足と同じような状態になります。
日本では5人に1人がなんらかの睡眠障害を訴えているといわれています。
理想の睡眠時間
睡眠時間は個人差があります。ショートスリーパーやロングスリーパーなど一概には言えませんが、
日本人の平均睡眠時間の6~7時間を目安にしましょう。
1日7時間睡眠をとっている人の死亡率が低かったという報告もされています。
睡眠の重要性
睡眠時には成長ホルモンが分泌されます。
疲労回復やその日に覚えたことを定着させる効果もあります。
睡眠不足が続けば続くほど、睡眠不足解消や疲労回復が大変になってくるので、早めに対応することが重要です。
寝不足により起こる身体への悪影響
寝不足になると、十分な休息が取れずに身体に様々な悪影響を及ぼします。
- 認知機能の低下
- 肥満になる
- 体臭がきつくなる
などがあります。
睡眠不足の患者6名にアンケートを取ったところこのような不定愁訴が聞かれました。
〈寝不足による症状上位から〉
- 肩や首筋がこる
- 人から神経質だと思われていることがある
- 腰や背中が痛くなる
- 胃の具合が悪い
- 物事を急がなければならないとき、頭が混乱する
- 人から批判されるとすぐ心が乱れる
- 少しのことが心配になる
- 性欲の衰えを感じる
睡眠時間が7時間以下の人や、このような症状が出てきている人は注意が必要です。
寝不足が原因で発症リスクが高まる病気
ネイチャーの心臓病レビュー誌では、
短時間睡眠の人は心血管疾患の発症率が高いということが分かっています。
そのほか
- 神経過敏
- 認知機能や記憶力の低下
- 糖尿病
- メタボリックシンドローム
- うつ病
- 感染症にかかりやすくなる
など、様々な病気の発症リスクが高まります。
寝不足を解消するフルーツ

寝不足の解消方法には様々な方法がありますが、ここでは良質な睡眠をもたらす食品の紹介をします。
それはキウイフルーツです。
就寝1時間前に2個のキウイフルーツを摂取することで
主観的な睡眠の質が42.4%改善
眠りに入ってから中途覚醒時間が28.9%短縮
寝付くまでの時間が35.4%短縮
という画期的なリスク低下を示しました。
さらに総睡眠時間も長くなり、睡眠効率が高まることが証明されています。
キウイフルーツにはビタミンCやEなどの抗酸化物質が多く、摂取すると体内で最終的に睡眠ホルモンのメラトニンにかわるためだと考えられています。
おわりに
こんかいは睡眠不足について解説させて頂きました。
睡眠不足は次の日だけでなく、将来的に病気の発症を招く可能性が有るということを知ってもらえたかと思います。
無理して夜更かしなど、不規則な生活には注意しましょう。
また、キウイフルーツを食べられない方は乳製品やアボカドも効果があるので、睡眠の質改善に役立ててみて下さい。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。
参考文献
Hsiao-Han Lin:Effect of kiwifruit consumption on sleep quality in adults with sleep problems.2011
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